住宅用火災報知器の設置が義務付けられるようになることをご存じでしょうか。
東京消防庁管内では、火災予防条例により新築・改築する住宅では平成16年10月1日から、住宅用火災報知器の設置を義務付けられていましたが、それ以外の人は、平成22年4月1日から住宅用火災報知器の設置が義務付けられるようになります。一戸建ての家だけではなく、共同住宅や、店舗を兼ねた住宅でも設置しなくてはいけません。また、建物内のすべての部屋に設置が必要です。台所についているだけでは不十分です。
住宅用火災報知器は、火災による煙あるいは熱を感知して火災の発生を警報音、あるいは音声で知らせてくれる機器です。耳が不自由な人のために光で異常を知らせるタイプのものもあります。
煙探知式の方が早期に火災に気付くことができるので、おすすめです。ただし、タバコを吸う人は気をつけてください。
火災だけでなく、ガス漏れも探知することが可能な複合型の警報機もあるので、このタイプのものを設置しておくと、より安全です。
住宅用火災報知器の電源には、AC電源方式と電池方式があります。
電池の場合、配線の手間がかからないので、新築や増改築の予定がない人にはおすすめですが、肝心のとき電池切れで役に立たなかったということがないように、気をつけてください。新築や増改築を行う人はAC電源方式を採用することをおすすめします。
住宅用火災報知器は、天井や壁にネジで取り付けるタイプのものと、壁などにフックで引掛けるタイプのものがあります。現在の部屋に都合のよいものを選んでください。取り付け位置についてはいろいろ決まりがありますので、東京消防庁のホームページなどで確認してください。
住宅用火災警報器は、防災設備取扱店、電気器具販売店、ホームセンター、家電量販店などで購入することができます。その際、日本消防検定協会の鑑定に適合、またはアメリカの安全性評価規格(UL217規格)のうち、2001年10月21日に改定した規格以降の規格に適合したマークが付いているものを購入してください。
最近、消防職員のような服装で、違法で高額な住宅用火災警報器を販売する詐欺が多発しています。消防職員が訪問販売に回ることはありません。数万から数十万円のものを売りつけていきますが、煙式、熱式の住宅用火災警報器は1個4000~10000円程度、複合型でも1個14000円程度で購入できます。気をつけてください。