ゴーヤー茶

ゴーヤー茶というのは、沖縄県の名産でおなじみの「ゴーヤー(にがうり)」を使ったお茶です。

ゴーヤーというと、「苦い」という印象が大きいのではないでしょうか。

ゴーヤーの苦味というのは、おもに「わた」部分だと言われています。調理する時は、なるべく「わた」をこそげるように取って料理に使うのが主流です。当然のように、ゴーヤーの「種」も、同様に料理の場合は、取り除いて食べますね。

ところが、ゴーヤーというのは、「わた」や「種」の中に多く、身体にとても有効な成分があるのです。

ゴーヤー茶は、苦味成分である「わた」や「種」などをそのまま乾燥させて、粉末のお茶にするタイプが多く販売されています。

ということは、ゴーヤー茶によって、ゴーヤーの栄養分を有効に、丸ごと身体に取り込むことが可能ですね。

このように、ゴーヤー茶の中には、普段食べない「種」もお茶の成分に入れて、粉末状にした商品があり、直接食べにくい「種」を栄養に取り込めます。その「種」に含まれる栄養というのは、一体どのようなものがあるでしょうか。

ゴーヤーの「種」には、体脂肪を減らす効果があるといわれている「共役リノール酸」が多く含まれています。実は、この「共役リノール酸」、その効果とは裏腹に、種にあることで、なかなか料理で栄養としてとり入れ難い栄養分なんですね。粉末のゴーヤー茶なら、丸ごとゴーヤーの「種」を食べると同じことになりますので、現代ではダイエットとして大変注目されています。

ゴーヤーの苦味成分である「わた」の部分は、ビタミンCが豊富だと言われています。そのまま食べるにはなかなか難しい部分ですが、こちらも「ゴーヤー茶」として体内に入れることで、栄養を充分に摂取することが出来るんですね。

ゴーヤーのわたには、「モモルデシン」という、糖分を調整する作用、整腸作用のある物質が含まれています。

ゴーヤーは他にも、活性酸素を抑える「たんぱく質」、がん予防として注目されている「カロテン」、気になる塩分を体内から排出する「カリウム」なども多く含まれています。

夏のあいだは、ゴーヤーチャンプルーなどで、ゴーヤーを食べることが多いと思いますが、冬は温かい「お茶」という形で、ゴーヤーの栄養分をとり入れることが出来るでしょう。

ゴーヤー茶は、実は家でも出来るそうです。ゴーヤーのわたや種を取り除き、薄く切って二、三日、天日干しをします。

市販のゴーヤー茶の成分である「わた」や「種」を取り除いてしまっているので、効果はやや劣るかもしれませんが、一度試してはいかがでしょうか。

さまざまな面で注目を浴びている「ゴーヤー」。ゴーヤー茶にも種類がいろいろあるようですので、その成分などチェックして購入してみましょう。